4/28 太田 祐一郎 メモ

投機マネーがユーロ相場に集中砲火、過剰流動性もとに大相場を目論む


>> [東京 28日 ロイター] 外為市場で投機マネーがユーロ相場に集中砲火を浴びせている。主要国では低金利・低成長が続き、そこで生み出された過剰流動性をもとに、運用難に苦しむ多くのヘッジファンドがユーロ相場を「今年最大の収益源に」と息巻いている。

 ただ、投機筋の思惑通り、ギリシャを含む欧州新興国リスクが深刻さを増し、ユーロ圏から大規模な資本流出が起こるのかはまだ不透明な情勢だ。

 27日海外市場ではギリシャの格下げなどが手掛かりとなり、ユーロ/ドルが1日の下げ幅として過去1年で最大を記録。一時1.3144ドルと1年ぶり安値を更新した。