「働かざる者食うべからず」という時代遅れの価値観

人類の歴史とは人間一人一人の生産性向上の歴史でもある。

人間一人が一匹の動物を狩るのに汗を流していた時代から
定住し畑を耕し、工業化による大量生産への時代へと。


今では、ボタン1つ押せば大量のロボットが人間に代わって決められた動作を確実に行う。


もう人間は働かなくてもいいのではないだろうか。
「働かざる者食うべからず」という価値観が、私たちを縛っていないだろうか。


道路を見れば、道を掘り返してまた埋めるみたいな、無駄な公共事業ばかり行われている。
なぜかと言えば、仕事がないからだ。
その無駄な仕事によって、その公共事業従事者は職を得る。

実際の所、道路はこの人たちが仕事しようがしまいが変わらずある。
なら、そのままお金渡せばいいんじゃないだろうか。
この人たちもムダな仕事に時間も労力も使わずに済む。

だが、ここで出てくるのが「働かざる者食うべからず」という価値観である。
働かずにお金をもらうなんてけしからん!という周りの労働者の嫉妬。


身の回りにも居ないだろうか?

上司が居るから帰れないとか、
通常の出勤時間に行くと、早出社員からの冷たい視線。

何も仕事なんてないのにね。
周りに合わせて仕事をしているフリ。



日本ていう国は、自分たちが気づいていないだけで、実は超高効率経済の国へと突入しているんだよ。
これは他国に勝るロボット技術の産物なのだが。

もうできてしまうのである。
昔、大変時間がかかっていた事が、大人数じゃなきゃできなかった事が簡単に、ロボットによって。

人が余っているから、人件費が下がる。
単純な「需要と供給」の話だ。

よく人口減への対策に海外からの移民政策についてのニュースを見ると
安い労働力云々について言及される事が多いが。

今の人余りの主因はロボット化によるものなんだよ。
ロボットが参入できる職場は必ず人件費が猛烈な勢いで下落する。


だから、これから職を得ようとする人・一生の仕事を持とうとする人は、
将来的にロボットにできない事を考えていかなければならない。


と、思ったことを書き始めたら、まとまりつかなくなったので、
色々書きたいことはあったのですが、このへんで!