太田 祐一郎 メモ 1/18
米地銀3行が破たん、今年も高水準の破たんペースが続く見通し
[ワシントン 15日 ロイター] 米銀行監督当局は15日、地銀3行を閉鎖した。
米連邦預金保険公社(FDIC)によると、破たんしたのは、イリノイ州のタウン・コミュニティー・バンク・アンド・トラストと、ミネソタ州のセント・スティーブン・ステート・バンク、ユタ州のバーンズ・バンキング・カンパニーの3行。
FDICは、破たんの原因については明らかにしていない。
バーンズ・バンキングの資産は約8億2800万ドル。タウン・コミュニティーの資産は約7000万ドル、セント・スティーブンは約2500万ドル。
3行の破たんによりFDICの預金保険基金が負担する金額は、約2億9630万ドルの見通し。
年初来の破たん件数はこれで4件となった。FDICによると、住宅ローンや商業用不動産関連ローンの焦げ付きにより、今年も高水準の破たんペースが続く見通し。2009年の破たん件数は140件と、貯蓄貸付組合(S&L)が相次いで倒産した「S&L危機」の1992年以来の水準に達した。
そろそろアメリカは二番底どころか底なし沼に突入するだろうな。