太田祐一郎 メモ

米景気回復は世界の回復に重要、ドルを下支え=FRB議長

[ジャクソンビル(米フロリダ州) 5日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は5日、米経済が勢いを取り戻すことは世界の安定に「非常に重要」とし、FRBによる国債追加買い入れの決定の重要性を強調した。

 同時に、米経済成長の加速はドルを下支える、との見方を示した。

 議長は討論会での質問に対し「米景気の回復は米国民にのみならず、世界の回復にとり非常に重要だ」と語った。 

 さらに、米当局者は主要準備通貨としてドルの役割をしっかりと認識してきるとし、「経済が力強く拡大している状況がドルにとり最適のファンダメンタルズだ」と語った。

 

 議長は、物価が全般的に落ち着いている中で、国際市場で取引される商品(コモディティー)の急激な価格上昇は例外的との認識を示した。「(商品価格の急騰は)米国でのインフレ要因となる」と述べた。ただ、経済には全面的な価格転嫁を回避するだけの緩みがあると指摘した。また、ひとたびインフレ圧力が顕在化した場合、FRBは現行の緩和的な金融政策スタンスを修正する必要が生じると付け加えた。

 

 さらに、FRBはインフレを低水準に抑えることに尽力しており、インフレ期待は引き続き抑制されているとの見解を示した。

 議長は「FRBは確実にインフレを低水準かつ安定的に維持することにコミットしている」と語った。


アメリカ復活してほしいもんだな