太田祐一郎 メモ

パナソニックが米テスラに24億円出資、EV用電池を共同開発

[東京 4日 ロイター] パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)は4日、米電気自動車(EV)ベンチャーテスラモーターズ(TSLA.O: 株価, 企業情報, レポート)に3000万米ドル(約24億円)を出資したと発表した。出資比率は約2%になる。5000万ドル(約40億円)を出資してEVを共同開発しているトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)に加え、パナソニックもEV用リチウムイオン電池の共同開発に取り組む。

 今年1月にパナソニックはテスラと提携関係を結んでおり、テスラのEVにパナソニック製のリチウムイオン電池「18650」を搭載するなど親密な関係にあるが、今回、出資に踏み込むことで関係を強化する。テスラは、複数の電池メーカーから調達して自社で電池パックを生産しているが、パナソニックの18650を優先的に調達していく。

 テスラはすでに高級スポーツタイプのEV「ロードスター」を販売しているほか、2012年中の投入を目指して4ドアセダンタイプの「モデルS」を開発中。また12年の投入に向けて、トヨタとスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」を共同開発している。これらのEVに搭載する電池パックにパナソニック製の18650を採用することを想定する。


久々に日本電機メーカーのいい動きを見た。