太田祐一郎メモ 12/15

環境税は来年10月から段階的に導入、税制改正大綱は16日決定

[東京 15日 ロイター] 政府税制調査会は15日午後の全体会合で、地球温暖化対策税(環境税)を2011年10月から導入し、2015年4月まで3年半かけて段階的に導入する方針を決定した。

 初年度の増収規模は約350億円、最終的な増収規模は2400億円程度を見込む。また、14日の大臣折衝で決着した証券優遇税制の2年延長も正式決定した。これに伴い、日本版ISA(少額投資非課税制度)の導入時期も2014年1月に見送る。

 2011年度税制改正の主要事項はすべて固まり、政府は16日の閣議で11年度税制改正大綱を決定する。

 環境税の税率は、二酸化炭素(CO2)排出量に応じて化石燃料ごとに設定する。原油と石油製品は1キロリットル当たり現行の2040円から15年4月には2800円に引き上げられる。ガス状炭化水素は1トン当たり1080円から1860円に、石炭は同700円から1370円に引き上げられる。導入初年度の2011年10月からは、それぞれ2290円、1340円、920円となる。

 また、国内線を飛ぶ飛行機の燃料に課税する航空機燃料税は、現行の1キロリットル当たり2万6000円を8000円引き下げて1万8000円とする。軽減は11年度から3年間の時限措置とする。


環境税・・・やべぇな。