7月米耐久財受注は予想大幅に下回る

[ワシントン 25日 ロイター] 米商務省が25日発表した7月の耐久財新規受注は予想を大幅に下回る伸びとなった。輸送機器を除くベースでは1年半ぶりの大幅な減少を記録し、製造業の減速が浮き彫りになった。

 輸送機器を除く受注は3.8%減と2009年1月以来の大幅な減少となった。6月は0.9%減から0.2%増へ改定された。

 全体では0.3%の増加。前月は1.2%減から0.1%減へ改定された。

 ロイターがまとめたアナリスト予想は、全体の受注が2.8%増、輸送機器を除く受注は0.5%増だった。

 米経済は緩やかなペースでの成長が続き、再び景気後退(リセッション)入りするリスクが高まったことを示す格好となったものの、大半のアナリストは直ちに二番底入りするとはみていない。

 RBCキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニア為替ストラテジスト、マシュー・ストラウス氏は「予想より弱い米指標が新たに加わり、この先回復が極めて緩やかにとどまるリスクが高まった」との見方を示した。その一方で、二番底がメインシナリオとは考えていないと述べた。


久々に世界経済終わってるな。