ドバイショック

 [東京 27日 ロイター] ドバイショックが東京株式市場を襲っている。ドバイ政府系企業の債務返済延期要請を受けて、日本企業にも少なからずの影響を及ぼ思想だとの観測が広がり、建設株を中心に下落相場に拍車をかけた格好だ。

 関連企業の足元の業績にインパクトを及ぼすと同時に、市場が縮小傾向を示す国内に代わって大きな成長分野と捉えてきた中東地域の混乱は、国内建設、建機業界の成長戦略にも大きな影響を与えそうだ。

 ドバイ政府は25日、政府系持ち株会社ドバイ・ワールドと系列の不動産開発会社ナヒールの2社が、ドバイ・ワールドリストラクチャリング(事業再構築)に向けた最初の措置として、数百億ドルの債務について返済延期を債権者に要請することを計画していると発表した。

 ムーディーズは一部の企業をジャンク等級に引き下げ、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はドバイ・ワールドのリストラについて、S&P基準ではデフォルトに相当する可能性があると指摘した。


石油売ればいいだけの国がデフォルトなんて起こす気はしないんだけどなぁ。